はじめまして、CAPIKOです。
突然ですが、皆さんは老後2000万円社会と呼ばれる現代社会において、
将来の為になにか取り組んでいることはありますか?
私は、現在高配当株投資とインデックス投資に取り組んでいます。
そこで、当サイトでは高配当株やETFなど投資での資産形成を皆さんのサポートを
するべく、初心者の方にもわかりやすく、個別銘柄の解説します。
今回の記事を書くにあたり、
・SBI証券のデータ ・「NTT」のホームページ ・「ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた! オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資」 を参考にさせていただきました。 |
※当サイトでの情報は投稿時の情報です。
情報はあくまで参考にして、しっかりと現在の株価を確認して購入することをおススメします。
その前に私の自己紹介を致します。
・元銀行員
・FP2級取得
・証券外務員1種取得
今回、皆さんに紹介するのは「NTT」
「NTT」は日本の電気通信会社です。
現代のネットワーク社会において非常に重要な役割を果たしています。
身近なところでいうと携帯会社の「docomo」は耳にする機会が非常に多いでしょう。
最近では5Gサービスの提供など
私たちの生活に非常に大きな影響をもたらしている会社の1つです。
NTTってどういう会社?
まず、会社としてのNTTについて解析していきましょう。
NTTは1985年4月に設立された一部上場企業です。
現在の発行済株式数は普通株式が3,622,012,656株
NTTは日本の通信事業を支える企業の1つです。
NTTグループは
総合ICT事業移動通信事業
地域通信事業
グローバル・ソリューション事業
その他
から 成り立っています。
8月16日現在のNTTの株式情報
株価 | 3704 |
予想PER | 11.06倍 |
予想EPS | 336 |
予想1株配当 | 120 |
予想配当利回り | 3.23% |
★投資見極めポイント
私が高配当株での長期資産運用をするうえで、銘柄を選ぶポイント3選をお伝えします。
- PER
- EPS
- 減配していないかどうか
順に解説していきます。
EPS(一株当たり当期純利益)
EPSとは簡単にいうと「1株いくら儲けているのか」という指標
計算式は
当期純利益÷発行済株式総数
で求められます。
このEPSを過去5年に遡ってチェックします。
ここでEPSの推移が安定していれば今後も配当を維持できる可能性が高く、
増加傾向にあれば増配も期待できるということになります。
PER(株価収益率)
株価収益率は「株価が1株利益(EPS)の何倍か」という指標
計算式は
PER=株価÷1株当たり当期純利益
で求められます。
ここで計算した数値が一般的には15倍程度が適正だと言われています。
初心者であれば10倍以下であれば割安
20倍以上であれば割高と考えると良いでしょう。
さらに制度を上げる場合は①で算出した過去5年のEPSの平均の値で株価を割る計算方法があります。
減配してないかどうか
最後に過去5年にわたって配当金の減配が行われていないかもチェックする必要があります。
減配していないかどうかをチェックするためには
個人投資家に向けて分かりやすく資料を作成している企業が多いため
そちらを調べることをオススメします。
今回、この3つのポイントを紹介させていただくのに参考となった私の投資のバイブルとも呼べる本を紹介いたします。
それが
「ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!
オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資」
という本です。
こちらは、「日本の配当株」専門の現役サラリーマン投資家の長期株式投資さんが書いた本で、今回紹介させていただいたポイントの他にも初心者に分かりやすく投資すべきポイントやおすすめの銘柄まで参考にしているので是非ご覧ください。
投資ポイント3選から視た「NTT」
ここからは、先程の投資ポイントを基に「NTT」
を解析していきたいと思います。
株価 | 3704 |
普通株式の発行済株式数 | 36億2201万2656 |
当期純利益 | 1兆1900億 |
配当金の推移 | 12年連続増配 |
EPS(1株当たりの当期純利益)
現在のEPS
1兆1900億÷36億2201万=328.54
過去5年のEPS
2021 | 449.86 |
2020 | 440.25 |
2019 | 231.21 |
2018 | 248.15 |
2017 | 329.29 |
PER(株価収益率)
現在のPER
3704÷328.54=11.274...
11.3倍⇒標準
過去5年の平均PER
2564.1(過去5年の平均株価)÷339.75(過去5年の平均EPS)=7.547...
7.55倍⇒割安
減配していない
12年連続増配⇒安定
NTTのおすすめポイント3選
4-1 12年連続増配
図1 年度別配当
引用(株主還元(配当・自己株式取得) | 株式・債券情報 | 株主・投資家情報 | NTT (group.ntt))
こちらの表を見て頂くとわかる通り、12年連続で増配しており、
安定して増配を続けていると言えます。
さらに、NTTでは株主還元に関する基本方針として
株主還元の充実は、当社にとって最も重要な経営課題の一つです。継続的な増配の実施を基本的な考え方とし、自己株式取得についても機動的に実施することで資本効率の向上を図っていきます。
長期保有の株主の皆さまの資産形成にあたっても、魅力のある株式として引き続き選んでいただけるよう、今後も企業価値を高めるとともに株主還元の充実を図ってまいります。
- EPS(1株あたり利益)は、2023年度に370円の目標を掲げ、利益成長に向けて取り組んでおります。
- 利益還元として、過去10年以上にわたって連続増配を続けており、自己株式取得も過去10年毎年実施しております。
という目標を掲げています。
4-2 研究開発部門をもつ通信会社
NTTグループでは現在までに取得してきた特許の数は累計で1.7万件に及びます。
市場のグローバル化や技術開発競争の激化に対応するため、
技術の普及や、ビジネス展開を効率的かつ戦略的に進めています。
研究開発部門を有する通信会社は、世界で類を見ないと言われており、
NTTグループの大きな特徴の一つです。
図2 NTTグループの研究開発人員
引用(数字でわかるNTT | NTTグループについて | NTT (group.ntt))
4-3 過去最高売り上げ
図3 NTTグループ2021年度事業別売り上げ
2021年3月期のNTTグループの売上高(営業収益)は約12.56兆円。
NTTグループの取り組みとして
などが挙げられます。このように、NTTグループでは多岐にわたる分野に挑戦していることが分かります。
まとめ
NTTは情報社会において重要な役割を果たす通信事業だけでなく様々な分野に挑戦していることが分かりました。
それだけでなく、12年連続増配と安定した配当金も魅力の1つだと感じました。
今回はNTTの株式としての良い点をピックアップさせていただきましたが、最後の投資の判断は皆さんの自己責任です。
この記事はあくまで参考程度にご覧になり、皆さんが自分自身で後悔しない銘柄を選ぶことをお願いしたいと思います。お金の知識を身につけてより良い生活を送ってください!
コメント