はじめまして、CAPIKOです。
突然ですが、皆さんは老後2000万円社会と呼ばれる現代社会において、
将来の為になにか取り組んでいることはありますか?
私は、現在高配当株投資とインデックス投資に取り組んでいます。
そこで、当サイトでは高配当株やETFなど投資での資産形成を皆さんのサポートを
するべく、初心者の方にもわかりやすく、個別銘柄の解説します。
今回の記事を書くにあたり、
・SBI証券のデータ ・「伊藤忠商事」のホームページ ・「ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた! オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資」 を参考にさせていただきました。 |
※当サイトでの情報は投稿時の情報です。
情報はあくまで参考にして、しっかりと現在の株価を確認して購入することをおススメします。
その前に私の自己紹介を致します。
・元銀行員
・FP2級取得
・証券外務員1種取得
今回、皆さんに紹介するのは「伊藤忠商事」
食料部門ではDoleやevian
繊維部門ではReebokやコンバース
その他にも機械や金属、エネルギーなど様々な事業を展開する
日本を代表する総合商社です。
そんな「伊藤忠商事」を投資という側面から今回は研究していきたいと思います。
それでは、さっそくやっていきましょう。
伊藤忠商事ってどういう会社?
まず、会社としての伊藤忠商事について解析していきましょう。
伊藤忠商事は1858年に設立された一部上場企業です。
現在の発行済株式数は普通株式が1,584,889,504株
伊藤忠商事は幅広い事業を展開する「大手総合商社」です。
現在では、世界62か国に100の拠点を持つ。
繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融
など各分野において幅広い事業を展開している。
また、1998年にはファミリーマートを傘下に収めている。
8月10日現在の伊藤忠商事の株式情報
株価 | 3693 |
予想PER | 7.75倍 |
予想EPS | 476.4 |
予想1株配当 | 130 |
予想配当利回り | 3.52% |
★投資見極めポイント
私が高配当株での長期資産運用をするうえで、銘柄を選ぶポイント3選をお伝えします。
- PER
- EPS
- 減配していないかどうか
順に解説していきます。
EPS(一株当たり当期純利益)
EPSとは簡単にいうと「1株いくら儲けているのか」という指標
計算式は
EPS=当期純利益÷普通株式の発行済株式数
で求められます。
このEPSを過去5年に遡ってチェックします。
ここでEPSの推移が安定していれば今後も配当を維持できる可能性が高く、
増加傾向にあれば増配も期待できるということになります。
PER(株価収益率)
株価収益率は「株価が1株利益(EPS)の何倍か」という指標
計算式は
PER=株価÷1株当たり当期純利益
で求められます。
ここで計算した数値が一般的には15倍程度が適正だと言われています。
初心者であれば10倍以下であれば割安
20倍以上であれば割高と考えると良いでしょう。
さらに制度を上げる場合は①で算出した過去5年のEPSの平均の値で株価を割る計算方法があります。
減配してないかどうか
最後に過去5年にわたって配当金の減配が行われていないかもチェックする必要があります。
減配していないかどうかをチェックするためには
個人投資家に向けて分かりやすく資料を作成している企業が多いため
そちらを調べることをオススメします。
今回、この3つのポイントを紹介させていただくのに参考となった私の投資のバイブルとも呼べる本を紹介いたします。
それが
「ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!
オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資」
という本です。
こちらは、「日本の配当株」専門の現役サラリーマン投資家の長期株式投資さんが書いた本で、今回紹介させていただいたポイントの他にも初心者に分かりやすく投資すべきポイントやおすすめの銘柄まで参考にしているので是非ご覧ください。
投資ポイント3選から視た「伊藤忠商事」
ここからは、先程の投資ポイントを基に「伊藤忠商事」
を解析していきたいと思います。
株価 | 3694 |
普通株式の発行済株式数 | 15億8488万9504 |
当期純利益 | 8203億 |
配当金の推移 | 7年連続増配 |
EPS(1株当たりの当期純利益)
現在のEPS
8203億÷15億8488万9504=517.57…
過去5年のEPS
2021 | 552.86 |
2020 | 269.83 |
2019 | 335.58 |
2018 | 324.07 |
2017 | 257.84 |
PER(株価収益率)
現在のPER
3694÷518=7.13
7.1倍⇒割安
過去5年の平均PER
3694÷348.036=10.61…
10.6倍⇒標準
減配していない
7年連続増配⇒安定
伊藤忠商事のおすすめポイント3選
4-1 7年連続増配
図1 年度別配当
引用(個人投資家の皆様へ|伊藤忠商事株式会社 (itochu.co.jp))
こちらの表を見て頂くとわかる通り、11年連続で増配しており、
株主還元方針では
・現中計期間中において累進配当を継続
・ステップアップ下限配当の再導⼊(2022年度120円/株下限⇒ 2023年度130円/株下限)
・2023年度までに配当性向30%をコミットメント
と明記されています。
4-2 総合商社だからこその相乗効果
伊藤忠商事は「総合商社」であるため、
様々な事業分野におけるノウハウを持ち合わせており、
異なるビジネス間においても相乗効果を生み出すことが出来るのです。
今後は、ファミリーマート+
総合商社として培ってきた様々な事業分野における機能や経営ノウハウを基に、異なるビジネス間でもシナジーを発揮しています。
「ファミリーマート」を核としたコンビニエンスストア事業におけるバリューチェーンの様に、事業分野の垣根を超えたバリューチェーンの構築・シナジー創出を図っていきます。
引用:個人投資家の皆様へ|伊藤忠商事株式会社 (itochu.co.jp)
4-3 社員の質の高さ
総合商社であるため、それぞれの分野に様々な顧客を持つ伊藤忠商事。
そんな中で、鍛えられた圧倒的「個の力」
大手商社最小の従業員数で最大の生産性を生む人材の質の高さ。
就職人気ランキング1位の実績も持つほど人気な企業であるため、
優秀な人材が集まることも大きな魅力。
図3 伊藤忠商事、人材の強み
引用:個人投資家の皆様へ|伊藤忠商事株式会社 (itochu.co.jp)
まとめ
伊藤忠商事は、7年もの間増配し続けているため、投資をするうえでも比較的安定性の高い株式と言えます。
今回は伊藤忠商事の株式としての良い点をピックアップさせていただきましたが、最後の投資の判断は皆さんの自己責任です。
この記事はあくまで参考程度にご覧になり、皆さんが自分自身で後悔しない銘柄を選ぶことをお願いしたいと思います。お金の知識を身につけてより良い生活を送ってください!
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